ダメージケア

髪がダメージを受ける様々な原因

公開日:2022.05.15(最終更新日:2022/10/15)

こんにちは、prismvovoです。

髪に対して悩みを抱えていらっしゃる方も多いと思いますが、

髪のダメージと言っても様々な原因があります。

・ヘアカラーやブリーチ、パーマによるダメージ

・ドライヤーやアイロンによるダメージ

・紫外線によるダメージ

・カットによるダメージ

・ブラッシングや摩擦によるダメージ

などなど色々な原因によって髪はダメージを受けてしまいます。

 

・ヘアカラーやブリーチ、パーマによるダメージ

パーマカラー

カラーは、1液染料はアルカリ性でジアミン酸系酸化染料です。

2液は酸性:過酸化水素で髪の色素を薄くします。

同時に髪の内部まで浸透し、化学変化によって染料を内部に定着させます。

 

パーマは、毛髪内部にあるシスティン結合に働きかけ、

髪にウェーブを作ったり、ストレートにしたりします。

1液であるアルカリ性の薬剤を塗布し、ロッドを巻きシスティン結合を切断します。

ロッドを巻いた状態で、2液である酸性を塗布し1液で切れたシスティン結合を、

ねじれた状態で再び結合させウェーブがかかった状態で固定されます。

 

カラーやパーマはこれらの薬剤が髪の表面のキューティクルや内部へ浸透し、

タンパク質の結合力を弱めてしまうので髪がダメージを受けて毛髪内部の栄養分が流出してしまいます。

 

・ドライヤーやアイロンによるダメージ

ドライヤーアイロン

髪はキューティクルによってコーティングされていますが、

このキューティクルは非常に熱に弱いです。

ドライヤーやヘアアイロンは熱を与えるものです。

長時間高熱を使い続けると髪のキューティクルは壊れてしまいます。

特に100度以上の熱を与えてしまいますと、

髪のたんぱく質が変性してしまい髪にダメージが生じるため、

温度に気を付ける必要があります。

結果として髪のツヤが失われ、乾燥、パサつきが生じてしまいます。

 

・紫外線によるダメージ

紫外線

髪を形成する成分であるケラチンは18種類のアミノ酸で構成されたタンパク質の総称で、

水分が豊富に含んだ弾力性のある繊維状の成分です。

このケラチンは他のタンパク質にはほとんど含まれない「シスチン」も含んでいます。

しかし紫外線を長時間浴びる事によりこのシスチン結合は切断され、

髪を汚れから守ったり栄養素をキープする役割を果たしているキューティクルをはがしてしまいます。

 

・カットによるダメージ

プロ用のハサミでカットした切り口の断面は真円になります。

断面の面積が少ないので、髪内部のタンパク質の流出が少なく髪の傷みは少ないです。

しかし、ホームセンターなどで売っている市販の髪の毛用のハサミは、

美容師が使うプロ用のハサミに比べて格段に切れ味が劣ります。

カットが原因で髪の毛が傷むのは、ハサミの切れ味が悪い事が大きな原因になります。

 

・ブラッシングや摩擦によるダメージ

ブラッシング

絡まった髪を無理やりとかしたり、力強くブラッシングしたり、

シャンプー中に髪の毛同士をゴシゴシしたり、

タオルでゴシゴシこすらせたりすることはキューティクルが剥がれ、

髪の内部成分が流れやすくなります。

 

このような化学的、物理的なダメージによりキューティクルが傷み、損傷し、剥がれることで、

毛髪内部の栄養分が流出してしまいダメージ毛となっていきます。

しかし、パーマやカラーなどを施術することで日々の生活に活力が生まれたり、

リフレッシュ出来たりするものです。

このようにライフスタイルを豊かにするためにも日々ご自宅でのヘアケアが重要と考えます。

現状以上にダメージが進行しないためにも、

毎日使用するシャンプー剤やトリートメント剤、ヘアケア剤などの商品を選ぶときに

間違ったものを選ばないようにして下さい。

その商品がどのような成分で作られているかが最も大切なところであり

そこを間違わずに継続して使うことで解決できるお悩みも多いと感じています。

是非、5年後、10年後の髪や頭皮が健康でいられるようにお手伝いをさせて頂きたいと思います。

 

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