ヘアケア
髪や頭皮を考えたシャンプーの選び方
公開日:2021.12.03(最終更新日:2022/10/13)
みなさん、こんにちはprismvovoです。
シャンプーってどんなものを使えばいいのか・・・
自分にはどんなシャンプーがあっているのか・・・
みなさん一度や二度、悩んだことがあるのではないでしょうか。
ドラッグストアやスーパーで売っているシャンプー、
そして、美容室や百貨店でちょっとお高めのシャンプーなど、
色々とお試しになったこともあると思います。
シャンプーの配合成分の重要性
シャンプーの洗浄成分には、大きく分類して3つの種類があります。
①市販で多くのシャンプーに使われているのが石油系のシャンプー
②アルカリ成分が髪に残る石鹸系のシャンプー
③髪や頭皮の形成に近いアミノ酸系のシャンプー
結論から言えば
③アミノ酸系の洗浄成分で洗えば、髪や頭皮も肌も傷むことはありませんし環境にもとてもやさしいのです。
アミノ酸シャンプーは生分解性率約95%という弱酸性で低刺激なものを使用することによって、
人や環境にも考慮し、地球の水質資源を守ることになります。
しかし、市場に流通しているアミノ酸系のシャンプーは、
石油系や石けん系の洗浄成分にアミノ酸を少しだけ混ぜただけのものや、
成分表示に表記するためだけに配合している商品などもあります。
100%アミノ酸系界面活性剤を使用することでダメージ毛の方は失ってしまった水分や油分、
アミノ酸を日々、補給して髪や頭皮を健康な弱酸性に導いていく必要があります。
アミノ酸シャンプーの見分け方
シャンプーの裏に表示されている成分でわかります。
この成分表は一番最初に表記されているものが一番多く配合されているのです。
上から順番にいくにつれ少なく配合されています。
≪髪にやさしい主なアミノ酸成分≫
・ココイルグルタミン酸
・ココイルサルコシン
・ココイルメチルタウリン
・ココイルメチルアラニン
成分表示欄の上位にこのような成分を見かければ髪にやさしくて、
アミノ酸を補給しながら健康な髪に近づけます。
注意が必要な成分
逆に洗浄力が強くて髪を痛めてしまう石油系の洗浄成分があります。
≪注意が必要な主な成分≫
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸ナトリウム
このような成分は髪を痛め、頭皮も荒れます。
なぜかというと石油系の洗浄成分は洗浄力と脱油力がすごく強く、
中性洗剤や車の汚れを落とすために使う成分だったりします。
シャンプーをする前に、頭皮や髪に指を通してしっかり予洗いすれば7割程度のよごれは落ちます。
残りの3割程度の汚れをそんな強い洗浄力のシャンプーで洗わなくてもいいのです。
必要な油分まで流してしまうと逆に髪や頭皮を乾燥させてしまい、
かゆみや炎症、フケの原因になってしまいます。
毎日ずっと使い続けるものなのでアミノ酸系の洗浄成分でやさしく洗いながら、
髪と頭皮にうるおいを与え、環境にもやさしいシャンプーをお選びください。
〈初めてアミノ酸シャンプーをご使用になられる方へ〉
アミノ酸は頭皮への吸着力が高いため、すすぎをしっかりと行わないと
フケやカユミの原因になってしまうことがあります。
ですので頭皮に指をしっかり通してよくすすぐことをおすすめします。
また、原料自体が弱酸性のため、カラーやパーマの施術や市販のシャンプーによって
頭皮がアルカリ性に傾いていると、弱酸性の健康な頭皮に戻す過程において、
新陳代謝の老廃物としてフケが出ることがあります。
個人差にもよりますが、1日~1週間程度で治まります。
※合わない場合は、タンパク質アレルギーの可能性もございますので、ご使用をお控えください。
日々、髪や頭皮に対するお悩みや問題を抱えていらっしゃる方も多いと思います。
そこには必ずそのようになってしまっている原因があります。
まずはご自身の髪や頭皮、髪質を把握することが大切です。
そして、何よりも毎日使うシャンプー剤が重要と考えます。
そのシャンプーがどのような成分で作られているかが最も大切なところであり
そこを間違わずに継続して使うことで解決できるお悩みも多いと感じています。
是非とも日々お使いになるシャンプーやトリートメントの重要さを知り、
5年後、10年後の髪や頭皮が健康でいられるようにお手伝いをさせて頂きたいと思います。